トップページに戻る


プレイヤーの「証言」

 ARCUS、篠崎功子氏矢部達哉氏徳永二男氏山本友重氏加藤完二氏、Yu-Ma氏など
(弊社でのご購入順) 特に著名な方々のほか、NHK交響楽団東京都交響楽団新日本フィル
ハ−モニ−交響楽団
日本フィルハーモニー交響楽団などのプロのプレイヤ−の方々、また、
アマチュアの各界のプレイヤ−の方々に幅広くご愛用いただいています。 ここでは、ARCUS
寄せられた「証言」の中から、その一部をご紹介いたします。 
〈テツラフ氏を含むすべての方々のARCUSは、プレイヤーご自身によりご購入いただいたものです〉



 想像以上に無骨な容姿に驚きながら、試し弾きしました。
しかしその無骨さからは想像ができないほど、密度が高く
クリアな音が出ることに感心しております。
 とくに、コントラバスの場合、低音弦で綺麗なppを弾く
ことは至難の業ですが、難なく発声するのは驚きです。
 手持ちの弓と引き比べました。 結構いい*******や、
カーボンでは結構いい******なども入っていますが、
間違いなく一番いい音がします。
 音楽が作りやすいので、オケで弾くよりもソロを弾きたく
なりますね。 もっとも、その実力はありませんが ^^;
よい買い物ができて喜んでおります。
 しかし、いい弓です。 キメの細かい振幅でとても
コントロールしやすく感じます。 このガンダム風の
デザインもキライではありません。
 まだ、慣れないので弾き方を探っている状態ですが、
それはそれで楽しいです。
 多くの方に使われるようになれば良いですね。
  モデル : ARCUS/コンチェルト (写真の一番上)

大阪府 H.I. (コントラバス愛好家)











Mr. Christian Tetzlaff
素晴らしい!!

クリスティアン テツラフ

< 2001年4月、NHK交響楽団とシベリウスの協奏曲を演奏 >
モデル:ARCUS/カデンツァ

※写真のARCUS/カデンツァは市販のモデルと全く同等の製品です。



 ウィーン近郊で作られたARCUSに、ここ日本の新横浜で初めて出会い
ましたが、優れた弓であることが持ってみてごく短時間でわかりました。
軽さに慣れるのに時間がかかる人がいるかもしれないが、バランスもいい
し、機能面でも可能性が広いのに驚いています。

ペーター ヴェヒター
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン・フィル
ウィーン・ホーフブルク・カペレ ヴァイオリン奏者

Mr.Wachter


 「良い弓」とは、プレイヤーが演奏中に自分の意志通り
に自在にコントロール出来るものですが、ARCUS
それを「実現」しています。 その能力はあの名高い
「トルテ」に匹敵するものです。

 その特筆すべき点は、例えば、ARCUSで弦を弓の
手元から先端まで弾いたとき、弦は弓の全域に渡って
常に一定の幅で振動をします。 プレイヤ−にとっては、
どの部分でも同一の性能を得られる弓が究極の理想
ですが、この弓にはそれが実現されていると感じました。

 そしてARCUSの最大の功績は、「合理的な価格と
卓越した性能」が共存しているので、より良い弓を選ぶ
際に重視してきた「名前と価格による選択」という、今まで
の「基準」を考えなくてよいということです。

  最新のカデンツァに関してはまるで「弓を越えて」音が
出てくるようです。

前澤 均
ヴァイオリン奏者  元NHK交響楽団


Mr.Maezawa


 (最初に持ったときは)軽くて弦に吸い付かないかなと思った。とにかく
これなら長時間さらっても疲れません。 ARCUSは「かなり」いい! 
オケで弾いているときの“PP”などは、他のどの弓よりもコントロ−ルが
容易です。 本当にお世辞抜きで気に入っています。

矢部 達哉
東京都交響楽団  ソロ・コンサートマスター

Mr.Yabe


Mrs.Kimura

 とても使いやすく、特に弱音がきれいです。 弦楽四重奏の
コンサートもソロもARCUSで弾きました。  その後二本目に
カデンツァ
を購入しましたが、音はさらに純粋ですね。

木村 恵子
新日本フィルハーモニー 副首席ヴィオラ奏者



 木の弓と比較して、ウエイトの贅肉を取り払った上に、弓全体のバランスが非常に
良いので、今までにない、まったく新しい次元の弾き易さを体験しました。 右手も
大変楽になりました。
 ARCUS
と右腕全体が一体になり、「木以外の、何か変わった素材を手にして
いる」といった違和感は、まったくありません。

マルクト プロッツェ
ドイツ、ロイトリンゲン、ヴュルテンベルク フィルハ−モニ−交響楽団 ヴィオラ奏者



 

  私が今愛用しているARCUSカデンツァはとてもパワフル
 で、その上驚くべき繊細さと正確さを演奏に与えてくれます。
 弓の全域に亘って素直で、思うとおりにコントロールできます。
  その明晰なサウンドは一方でまろやか、また透明感があり
 ながら、全音域に浸透していくパワーがあります。

 イザペル ファウスト、 ヴァイオリン奏者

 イザペル ファウスト氏はストラディヴァリ、”Sleeping Beauty”
 (1704年製作)、及びピーター グレイナ−、”Del Gesu”
 (2001年製作) を演奏活動に愛用されています。 





 


 ARCUSの噂を初めて耳にしたときは、私は懐疑的な方でした。 他のカーボン弓を以前幾つか使って
みて、心底がっかりしていましたから。 おまけにそれまでは重い弓が好みでしたが、ARCUSはとても
軽いでしょう? ほんの好奇心から試してみただけなんです。 でも 10分か 15分ほどで、自分も欲しく
なりました。 それも一番気に入ったのはシンフォニアでした。 面白いでしょう? もっとも軽いモデル
なんですから。
 この新しい弓で、私のヴァイオリンの音はさらに豊かになり、倍音にも富むようになりました。 一つ一つ
の音は、以前よりずっとクリアーで芯のあるものになり、高音域や重音でも、これ以上ないほど大幅に
改善の跡が見られました。 今まで苦労していたこともずっとたやすく出来るようになり、私の奏法も
リラックスしてきました。 弓が弦の上で安定しているからです。 三重音も大変よく決まりますし、
ピアニシモを弾いているときの、無意識の「弓のヴィブラート」も、おかげでずいぶん改善されました。 
跳ばし弓奏法の仕上げには若干時間がかかりましたが、今はもうずっと柔軟に対処できるようになり
ました。

マルタ クレティニッチ、 ヴァイオリン奏者、 「デュオ・アパショナータ」



 コンチェルトS.E.は、今まで手にした中で最高の弓です。 私の「コーダ・クラシック」は引退しました。
 最大の驚異は、音の純粋さと柔らかさです。 雑音や不快な倍音が実際にカットされる様は、宣伝文句の
とおりです。 今使っている楽器は、「鳥の眼の裏板」の銘器、マルクス・スタイナーの逸品で、オイドクサを
張っています。

ビンク ウィリアムズ、 ヴァイオリン奏者  米国



 何週間か前にヴァイオリンのカデンツァを買いました。  ARCUSで弾いてどれほど楽しませて
もらっているか、お知らせしなければと思い、今書いています。
 私はフランス物、イギリス物の大変優れた弓を何本も持っています。 シモンは2本、D.ペカット、
アンリ、トマシン、バジン、他にもたくさん。 しかしどれを取っても、弾いていてあなた方の弓の持つ
優れた特性や、音響性能を備えているものはありませんでした。 ARCUSで弾けば繊細で軽妙な
小品も、濃密で大音量の曲も、どちらも同じようにたやすく精妙に、楽に演奏できるのですが、
他にそういう弓を探せと言われても不可能に近いと思います。 音質は素晴らしいし、これ以上
求めるものはありません。 私の生徒が3人ARCUSで弾いていますが、やはり結果は大成功です。
 そんなわけで、これほど傑出した製品を作られたことに対して心から感謝を捧げる次第です。

リカルド・シンシネツ アメリカ、ワシントン、 ナショナル交響楽団副コンサートマスター


 私はARCUSから奏でられるサウンドが好きです。
 そしてこの新素材の弓で特筆されるべきは、強度を得るために従来の木の弓では不可欠だった、
「重さ」を取り払ったことです。 今までの木の重さに慣れていた私には、ARCUSは最初は軽く
感じられ、戸惑いがありました。 しかし今この弓は、私が以前から愛用していたサルトリーと
まったく同じ演奏の可能性を提供してくれます。 いやそれ以上に、ARCUSは大変しっかりしている
ので、例えば重音などのコードも、非常にスムーズかつ容易に演奏できます。

フランツ シューラー、 バイエルン放送管弦楽団ファーストヴァイオリン


 私はファゴット奏者ですが、アンドリュー・ヴィクター氏の記事(*)を偶然読み、ARCUSについての
コメントを目にしました。  それが大変興味を惹いたので、妻を納得させた上、コンチェルト
(ヴァイオリン)を試してみました。 ヴァイオリン、ヴィオラ奏者で教師である妻は結構いい楽器を
持っていますが、ARCUSが気に入りました。 あんまり惚れ込んでしまったものですから、ウチの
子供4人にそれぞれコンチェルトを買ってあげました。 息子用のヴィオラ・コンチェルトは、あと
2週間で届きます。 長女はヴィオラ専攻で、ジュリアードの修士課程に在学中です。
 楽器ケースを覗いてみると、他の弓もあるにはあります。 でも誰もいつでも使っているのが
ARCUSなんです!

ジム フェロウズ、  米国

(*) 「ARCUSのご紹介」ページの中ほどをご覧ください。


 私のコンチェルトS.E.は、ただ「素晴らしい」の一語に尽きます。 どの演奏会も必ずこれで
弾きます。 他のどの弓で弾くときよりも、私のヴィオラは表現力がずっと豊かですし、音はとにかく
パーフェクトです。 弾き心地にもこの上なく満足しています。
 同僚たちはまだ懐疑的で、いつかまた私が高価な弓を手にしてステージに現れるのではと、
心待ちにしているようです。 でもその木の弓は、安全な専用ケースの中にちゃんとしまって
ありますよ。
 コンチェルトS.E.に施された彫刻の美しさは格別です。  みんな本当に羨ましそうです。

カロリーヌ クリークバウム、 ヴィオラ奏者  ドイツ


 最近コンチェルト(ヴィオラ)を買いましたが、ARCUSを手にして大変心打たれたことをお伝え
したいと思って・・・。 ホームページで謳ってあるとおりですね。 弓の働きには眼を見張ります。
「強さ」と「柔らかさ」が同居する上に、重量が大変軽いので、演奏スタイルまで軽々と容易に
なります。 これはかつてならば、古(いにしえ)のフランス巨匠の手に成る弓でのみ、可能なこと
でした。
 ARCUSの醸しだす響きは豊潤で、先半分にこれほどの自在さが備わっていることは、木の弓では
まずあり得ません。 重心の位置が少々異なっているため、多少の問題が生じることはあります。
特に弓先でアクセントやメリハリが必要な場合です。 でも弓の持ち方や奏法を微妙に調整した
だけで、この問題も解決しました。

リチャード ウォレス、 ヴィオラ奏者  ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー交響楽団


 ARCUSは、最初は「とっつきにくい友人」のようでしたが、どれほど「純粋な音」を目指している
かが、弾き込んでみてよくわかりました。 破損も経年変化の心配もないというのは大変に安心
です。

群馬県前橋市 長嶋 勢津子 (Violinist)


 息子はまだ小学生で小型のチェロを使っていますが、弓はフル・サイズのもの(ARCUS/
コンチェルト
)にしてみました。 「折れない!」というのは大変に魅力ですね。 「弾きやすい!」と
とても喜んでいます。

東京都豊島区 島根 恵 (Violinist)


 知り合いの方の紹介でARCUSを知りました。 持ってみて、軽いのに驚きました。 しかし、
実際に弾いてみると、弓のどの部分でも弦にピタリと吸い付き、また余計な事をせずに楽に
コントロ−ル出来る弓だということを実感しています。 使用して一年ですが、長時間弾いても
疲れない、そして豊かな音色を出してくれるこの弓をとても気に入っています。

群馬県高崎市 原山 和子 (Violinist)


 ARCUSに初めて触れたのはコンチェルト(ヴァイオリン)を手にした折、2000年以前のことでしたが、
自分としては特に違和感はありませんでした。 「弓の圧力でも身体全体の動きでも、ごく僅かな
コントロールの差で様々な音色や音量を出したい」、当時そのように願っていた自分には、軽い
ARCUS
もまことに自然に受け入れられました。 言わば、最小限の努力で最大限の効果を望んでいた
からです。
 ARCUSは私に色々な事を教えてくれましたが、中でも重要なのは演奏の効率、とりわけ、
「弓と弦とを直角に」というあれです。 ヴァイオリン、ヴィオラでは大きな難題で、これにはほとんど
常に意識を集中していなければなりません。 たとえば「フォルテ」を出す場合ですが、この角度にずれ
が生じた場合、通常は弓と弦との関係も効率が悪くなり、それを補う為には指や腕で余計な重さをかけ
なければなりません。 余分な重さを用いて音量を確保したものの、効率は悪いままなので雑音成分も
同時に増すことになり、結果として音質が損なわれるのです。
 また角度によっては、逆に重さがかかり過ぎて困る場合もあります。 さらに、構え方による楽器の
「上げ下げ」の要素がこれらに加わると、問題はさらに複雑になります。 弓と弦との関係、すなわち
演奏効率の改善は、一生の課題ではないかと思えるほど重要な問題なのです。 これらを私に再認識
させてくれたのがARCUSです。
 自身の演奏の向上という点では、ARCUSと共に歩んだ2000年以後の方が、それ以前のいかなる
時期よりも満足度が深かったと確信を持って言えます。

伊神 優、 ヴァイオリン、ヴィオラ奏者  元東京都交響楽団ヴィオラ奏者



 ARCUSの醸しだす音色は純粋の極みで、その奏法上の可能性は際限ないようです。
聴衆の方々も熱狂的に支持してくれます。       ペーター・ヘール   チェロ奏者
              スイス、ベルン音楽大学ソリスト兼教授、モーツァルト・ピアノ四重奏団員

www.peterhoerr.com
www.mozart-piano-quartet.com        
                                                                                                                                          

ローラ・ジェンキンス
チェロ奏者
アメリカ
オハイオ州
コロンブス

   まず声を大にして申し上げたいのですが、ARCUSで弾くのが私は本当に好きです。 文句なく素晴らしい。 恩師も使ってみましたが、やはりARCUSの音と弾き心地に非常に感銘を受けたようです。 またバランス、弾力性、コントロールの点でも実に優れていると言っていました。 いつも恩師が使っているのはとても重い、4,500ドルの弓ですから、その彼が感銘を受けたというのは、実に大変なことだと思うのです。 
  
信じられないほど弾きやすい弓ですし、この上なく扱いやすく、反応も大変敏感です。  カーボン・ファイバーの弓はどれも色々見てきましたが、試した中では疑いなく最高ですね。
 あ、それから、部屋の向こう側にいる人たちには、間違いなくARCUSの音が一番よく鳴っているのだそうです。
  
店で弓売り場の人間が言っていましたが、 
「考えてもごらん。 カーボンでテニス・ラケットを作るときはね、木のラケットを使うときの感触で作ったりはしないでしょう。 ただ最高のラケットを作ろうと最善を尽くすだけ。」 本当にそのとおりですよね。 (弓だけは例外なのかしら・・・?) まさに正しい考え方だと思います。

  
この弓だと、毎日がますます楽しみです。

 私は長い間愛用してきたチェロの弓・ニュードエルフェルの代わりに、もう既に6ヶ月間ARCUS
を使用しています。 当初は多くを期待していませんでした。 それは、ARCUSの「軽さ」と
「一風変わった素材」のためでした。 しかし今、いろいろな条件下でARCUSを試した結果、
従来の木の弓と比べて、よりクリアーで量感のある音が出ることを実感しました。 また
それ以上に、柔らかで暖かみのある音色も、ほんの僅かな力で表現することができます。 
その由緒ある木の弓は今でも持っていますが、実演ではこの「変わった弓」を頻繁に愛用
し始めました。 
 私はARCUSを手にするまで、新しい素材による弓がこれまでの木の弓を凌駕するなどとは
夢にも思いませんでしたが、今、それが「現実」となったことを、率直に認めます。

クリスティアン ゴエベル
カーマロルエステルホエスト・オーケストラ ファーストチェロ及び指揮者


 私が今まで手にした「お手頃の」弓の中で、ARCUSは明らかに最高です。 いや、それに
限らず、2,000〜10,000米ドルの高価なペルナンブコ弓もずいぶん試しました。 でもどれ一つ
として、ARCUSのソナタ以上に満足させてくれません!
 どこかの「掲示板」では、「音量に乏しい」とか書いてありました。 でも私には、乏しいのは
「ガリガリ」や「雑音成分」のことだと思われます。 「音」とは何なのか考えさせられます。

ホセ ガリ、 チェロ奏者  スペイン  


 ARCUSを初めて手にしてから、かれこれ1年になります。 その印象は強烈で、とても満足して
いると申し上げねばなりません。 チェロ本体の修理が大変うまく行ったこともありますが、まるで
私の奏法自体が、大幅な進歩を遂げたように感じられるほどです。

マーティン チェンバレン、  チェロ奏者  カナダ


 カーボン弓に対して私がなぜ懐疑的だったかと言えば、一つには自分が保守的である上、
以前懲りた経験があるからです。 あるカーボン弓を手にした際ですが、控えめに言えば、
「面白くも何ともない」と感じたことがあります。 でもARCUSを手にしてほんの数分で、
私の意見は変わりました。 
 新素材を用いてまで、古来の概念の「クローン・コピー」を目指すというのではなく、
ARCUSの登場の仕方はまったく異なっていました。 そのデザインは軽量化を実現し、弓の
急速で軽やかな動きも、より自在になりました。 スティック中心部に微細な中空部分があるため、
よく共鳴するからでしょうか、その音は強靭、かつ歌心に富んでいます。 材質が強いので、
ヴァイオリン弓などは、「かなり」と感じられるほど長く出来ています。 ここから生まれる落ち着いた
安定感は、響きに拡がりを与えるために、私には無くてはならぬ、「活力の源」です。
 ARCUSのメーカーさんは、「一週間ほど試すように」と、よく言います。 その間他の弓を
使わずに、一風変わった「軽量」に慣れるためです。 でも私にとって決定的な要因となったのは、
重さではなく、バランスでした。 これは、良いものなら木の弓でも、何ら変わるところはありません。
私自身は「とっかえひっかえ」しても別に平気ですが、最後はやはりARCUSで弾きます。

レオニート ゴロコフ、  チェロ奏者  王立音楽大学教授、メニューイン音楽大学講師




 仲間がARCUSのすごい弓を持っていました。 練習でも本番でも、くる日も来る日もそれで弾くんです。
我々もこの前のCD録音に、みんなでARCUSだけ使ってみました。 他の弓に無い音色、音量の変化、
明晰さ。 それなのに、スティックが軽くて強靭なので身体が疲れず、おかげで効率が良く、根を詰めても
まったく平気なんです。 ARCUSのもたらすアーティキュレーションと機動力は、アンサンブルをする上で
恐ろしいほど大きな役割を果たしています。

アレクサンダー弦楽四重奏団

公式サイト: www.asq4.com



 カデンツァが届きました。予想通りに、軽くて、かつ、弓先までちゃんと鳴ってくれました。 音が
「純粋」ということも、以前の弓と弾き比べてみて、初めて理解できました。  一人で自由に弾き
鳴らすとき以上に、アンサンブルする時に、この弓のよさが実感できます。 アップボウの操作や
ppが楽なのに驚きます。 デザインがかっこいいのもいいですね。

岡山交響楽団 福浦 辰生 (ヴィオラ愛好家)


 ヴィオラ/カデンツァを使ってみて、従来の弓の”ガサガサ”した不透明感や発音のしにくさとの
差は、素人が弾いてもはっきり感じることが出来ました。 “純粋”、”透明”という言葉がぴったり
で気に入っています。 これまで、木の弓の場合は買い換えても、期待しているほど大きな差は
感じなかったりしたものですが・・・。 もっと早く購入していればよかったと思いました。

群馬県前橋市 T.O. (ヴィオラ愛好家)



 弓は演奏者の奏法、個性(音楽性)、そして弾いている楽器などと深い関連があり、
「この弓が素晴らしい」と、誰にでも手放しに推薦するのは、ちょっとためらうものです。 
特に「超プロ」と違って、歴史的傑作弓、トゥルテとかペガットとかと、比較できるわけがないので・・・。
 しかし、この ARCUS という弓は、長年演奏してきた経験から、演奏という現場での能力が高い
と思います。 これも値段とのトレード・オフですが・・・。 私は気に入りました。
 実際の能力はなくても、「フランス弓」、「オールド」とかいうことで、妙に高額の弓も世間には多い
とは思いますが、それから見れば大変良心的な弓だと思います (ヴィオラ/カデンツァ)。

埼玉県さいたま市 豊国 亮 (ヴィオラ愛好家)



 ARCUS/コンチェルトで毎日うれしい時をすごしています。 バランスが良く軽いためか、
疲れも違うように思います。 スピッカートもやり易く、発音が良いとアンサンブルの仲間に
言われます。 そして、メ−タ−を使ったチュ−ニングでも、ARCUSではまったく針が振れない
のは驚きです。

東京都町田市 古我 佑子 (ヴィオラ愛好家)


 ARCUS(チェロ/ソナタ) を手にして以来、大変楽しく弾いています。 今まで、弾けないのは
自分の技術のせいだと思っていたことが、弓を替えてからずいぶん楽にできるようになり、
弾いていてとても楽しいです。 よい楽器、よい弓は、たとえ自分の技術が未熟でも
それをカバーしてくれるんだな、と実感しています。
 今まで使っていた弓は大変いい弓らしいのですが、私には少々重くて使いこなせずに
いました。 軽くて機動性のある弓が欲しかったし、また、何より粗忽な私にとっては、
「破損や劣化の心配がない」というのがとても有難いです。
 友人の A.F.が同じアンサンブルでヴァイオリンを弾いており、
ARCUSに出会って音色が変った、昨日も今日も練習が楽しい!」
と言ってARCUSを紹介してくれました。 私も仕事が休みの日に練習をするのが
楽しみだと思えるようになり、まるで人間まで変ってしまったようです。

東京都大田区 N.M. ( チェロ愛好家)


 弾いた後でも返品可能ということで、 シンフォニアを送ってもらいました。 そして、ちょっと
弾いただけで「まったく違う!」と、はっきりと私でも使いやすさが分かりました。 腰があり、
捻れない、筆ペンと書道の筆の違い、ノ−マルタイヤとラジアルタイヤの違い。 カ−ボンに
否定的な師匠が何と言うか心配でしたが、許しも得ました。 まあ、私自身が気に入っている
ので良い弓に違いありません。 (もっと値段が安ければもっといいんですが)意思通 りに弓が
デジタルに動く印象です。

熊本県熊本市  S.Y. (チェロ愛好家)



 アマチュアで20数年コントラバスをオケで弾いております。 このたび、カーボンには2種のタイプ
(ドライ/ウエット)があることを知り、唯一のドライカーボン弓であるというARCUSに興味を持ったので、
ジャーマン弓シンフォニア)を試奏の上、購入いたしました。
 この弓は、松脂を過剰につけたり、必要以上に右手の圧力をかけることなく、瞬時の発音、十分な
音量が得られる新感覚の弓であると思います。 軽量による取り回しの良さとともに弓先から元までの
どこからでも変わらず、たとえば触っただけでppがキッチリと発音します。 今までコントラバスは長大な
弦長・大きなボデイなど楽器の特性上ヴァイオリン、チェロに比べ発音が悪く、擦り出しのタイミングには
大変気を使わなければならないと信じてやってきたのですが、まったくあっけにとられてしまいました。
以前にも、もっと安価のウエットカーボン弓を試奏する機会があったのですがまったく別物です。
 気になる音質ですが素直な濁りのないものです。今まで使用していた弓(木質)と交互に使ってみた
のですが、弓の「暴れ」振動について、ARCUSの優位性は明らかです。 余計な振動なく右手は
ラクになり運動性が増しました。 ただし、ニュアンスの付加のための左手の負担は多少増えると
思います。 もう1月使っていますが「楽器の音ヌケ感が向上した」というのも副産物かもしれません。
松脂は従来のコルスタインウルトラからペッツの軽めの番手に変えています。
 これからお手にされる方は、基本的に「木質弓とは違うもの」ということを念頭において奏法を工夫
する必要はあると思います。 たとえば弓毛と棹との間隔がやや広い(ソリが少ない)ため、弓を
寝せめで使わない、張りを弱めにする、など多少気をつければこの弓の性能の高さを実感できる
ことでしょう。
 最後にARCUSの外観はその無骨さに少々驚くかも知れませんが、健康的な精悍さを感じさせます。
また銀のチップはシャープで美しく、所有の喜びを与えてくれるものです。

愛知県名古屋市 高木 秀明 (コントラバス愛好家)


 コンチェルト(コントラバス)はとても操作しやすく、あのモーツァルトの細かいパッセージが
ちゃんと音になりました。 一方では軽いにもかかわらず、音量が充分出るのはすばらしい
特長ですね。 バス弾きの「こだわり」、”sf ”が気持ちよく鳴らせて、とても満足しています。

東京都品川区 田中 義和 (アマチュアオーケストラ コントラバス奏者)


 オーケストラでコントラバスを弾いていますが、先日強力な5弦の楽器を入手しました。
買ったばかりのカーボン弓(他メーカー)をそのバスに使ってみたところ、手持ちの木の弓を凌ぐ
有様に目を見張りました。 そんなわけで、ARCUSコンチェルトシンフォニアも試してみる
ことにしたんです。 その楽器を鳴らしてみたところ、コンチェルトが際立っていたので購入
しました。 今まで手にしたどの弓よりも、少ない労力で、ずっと強力な音を容易に出すことが
出来ます。
 週一回レッスンに通っていますが、新しい弓のことは先生には言わないで、まず弾いて
みました。 すると、
「キミのバスも、本当によく鳴ってきたね」
なんて言うんです。 全然そんなんじゃない、新しい弓のせいなんですがね。
 音質の点では、低弦はより深く、G線の高い音は明快に、モコモコしなくなりました。
 この弓は弾き心地がかなり違います。 コンチェルトと木の弓を両方使っていくのは
ややっこしいだけなので、手持ちの木の弓は2本とも売りに出しています。 代りに、
コンチェルトの毛替えの場合に備えて、うんと安い他のファイバー弓を買いました。
 スピカート奏法に関しては、ちょっと時間がかかりそうです。 でも、やればやるほど
良くなっていくのがわかります。 弓の速度、圧力、弦からジャンプする高さ、弓の元から
どの辺で弾くか、多少は慣れる必要がありますが、新しい弓ならどれでも同じことです。
 これから毎日が楽しみです。

スティーブ ライト、  葡萄園経営  米国ペンシルベニア、バルト



                                 トップページに戻る